蜻蛉の手帳

北海道東部を拠点に、昆虫のトンボを中心とした観察記録・写真を掲載しています。 なお、某有名文房具とは一切関係ございません。

forest

週末に一日半雪が降り続け、積雪が一気に30cmまで上がりました。
日本海側の積雪量と比べたら微々たるものですが、2時間半かけて家の周りを綺麗に除雪したはずが、一夜明けたら元に戻っている光景を目の当たりにすると、あの2時間半はなんだったのかと虚しくなります。

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クモガタガガンボの一種♂

昨年購入した防寒装備のおかげで、雪深い中での観察が快適になりました。
観察初めと目慣らしも兼ねてクモガタガガンボを探してみたのですが、大雪後の雪上を元気に歩く姿を見ていると、除雪の苦労も和らぎます。


弟子屈町 2021年1月10日 

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クジラウシ目 ウシ科 ウシ属 ウシ〈ホルスタイン・フリーシアン〉
(標茶町 2020年9月13日) 

明けましておめでとうございます。今年も蜻蛉の手帳を宜しくお願いします。

丑年ということで、道東では風景の一部と化しているウシたちに登場してもらいました。
後ろに見えているのは摩周湖南東部にそびえる虹別岳です。


最近は生物分類の大幅改変により、グループが合体・分離したり、カタカナ表記に統一されたりと色々変わりつつありますが、ウシが該当する旧偶蹄目(ウシ目)はクジラ目と合体して『鯨偶蹄目(くじらぐうてい目 or クジラウシ目)』に表記が統一されつつあるそうです。
全部にウシが入っているので、ネコイヌキツネ属(キタキツネ)や、サル目のネズミキツネザル属よりはまだわかりやすいかもしれませんね。

毎年恒例、年内のトンボ観察から特に思い出深いものを見返しつつ、2020年を振り返ろうと思います。 

Otunen
オツネントンボ♂(弟子屈町 5月9日) 

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 コサナエ♀:羽化(弟子屈町 6月6日)

Ezoito
エゾイトトンボ:産卵(釧路湿原 6月13日) 

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エゾカオジロトンボ:交尾(釧路湿原 6月13日)

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ホンサナエ♂(釧路湿原 6月14日) 

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サラサヤンマ♂:休止(弟子屈町 7月17日) 

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イイジマルリボシヤンマ♂(道東 8月16日)

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ヒメアカネ♂(釧路湿原 8月23日) 

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ルリイトトンボ♂(弟子屈町 8月24日)

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コオニヤンマ♂(弟子屈町 8月27日)

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ムツアカネ:交尾(阿寒町 9月19日) 


色々と調子が狂わされる一年ではありましたが、エゾカオジロトンボを終日観察したり、イイジマルリボシヤンマを初めて拝む事ができたりと、それなりに成果の多かった年でした。 課題としていた魚眼レンズの扱いは相変わらずですが、お陰様で接近術が少しだけ身についたかもしれません。
撮影の際に少し気取り過ぎた感じが否めないので、来年はあまり格好付けず、もう少し色々な角度からトンボを撮ろうと思います。

本年も蜻蛉の手帳をご覧頂いた皆様、どうもありがとうございました。
2021年が穏やかな年である事を願うばかりです。

Kitombo
キトンボ♂

Tairiku
タイリクアカネ♂

Aki
アキアカネ♀

西部からは初雪の便りが届き、刻々と冬が迫って来ました。
陽が陰ると途端に寒くなる今、雲の切れ間から陽が差す間だけ、カンバ類(シラカンバ、ダケカンバ)の白い樹皮に止まって日光浴に勤しむアカネ達の姿が見られます。

毎年、トンボの終見記録(年内最後に見た日)をなるべく気にするようにしているのですが、初冬は瞬間的に気温が下がる事もあるので、天気と観察のタイミングが掴みづらいのが難しい点です。


弟子屈町 2020年11月3日

path

昨年に紅葉狩りへ出掛けた森の小径へと行ってきました。盛りはやや過ぎつつありましたが、それでも目を楽しませてくれます。

Mizuki
ミズキ

Kosiabura
コシアブラ 

紅葉と聞けば、字の如くカエデ類がまず思い浮かびますが、野山の木々をよくよく見ていると他にも紅葉する種がたくさんあります。
ミズキの濃黄色もさることながら、コシアブラの上品な淡黄色も美しい物です。

Miyamakakesu
ミヤマカケス

そんな秋の森の中を、『ギャーギャー』という鳴き声を発しながら飛び回るミヤマカケス。今年は好物の堅果(どんぐり類)が凶作のため、心なしか忙しそうに見えました。


弟子屈町 2020年10月25日 

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