蜻蛉の手帳

北海道東部を拠点に、昆虫のトンボを中心とした観察記録・写真を掲載しています。 なお、某有名文房具とは一切関係ございません。

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トンボ目 トンボ科 アカネ属
タイリクアカネ(Sympetrum striolatum imitoides)♂

(弟子屈町:2023年10月21日)


明けましておめでとうございます。
今年も蜻蛉の手帳をよろしくお願いいたします。

2023年は、公私ともに色々とあって観察にほぼ出ることができず、お休みの年としました。
折角のリングストロボの活躍の場もなかったので、今年からは心機一転。
これまで以上に純粋に飾らずに、トンボと、そして自然と向き合えればと思います。

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ルリシジミ

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コツバメ

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ムラサキツチハンミョウ♀:ヒメイチゲを摂食

今回は、リングストロボを使用しての動物編です。
やはり、影を中和できるためか、明るい印象で写せますね!
正に世界が広がったという心境です。 

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シマヘビ(黒化型)

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エゾリス

久々に、地面に寝転んだ体勢での撮影が多かったのですが、ふと気配を感じて見上げた樹の影から、エゾリスがこちらの様子を伺っていました。
側から見れば、「あの人、地面に倒れて何やってんの???」と思われる光景なので、エゾリスも同じ気持ちだったかもしれません。


今回は、天気が薄曇りだった事も幸いして、全体的にシャープに写せました。
全ての状況でストロボに頼る必要はないとは思いますが、光量の都合でこれまで泣く泣くお蔵入りにしていたようなカットは減るかもしれませんね。
カメラ、レンズと合わせた総重量は少し気になりますが(およそ1.5kg前後?)、これも筋トレだとポジティブに考えて使いこなせればと思います。 


弟子屈町 2023年5月5日 

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ヒメイチゲ

長らく音沙汰がありませんでしたが、ひとまずは生きております。

昨年末に、自分へのご褒美にCanonのリングストロボ(MACRO RING LITE MR-14X Ⅱ)を折角購入したので、春めく道東の野山へと繰り出し練習をしてきました。


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コミヤマカタバミ

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エゾエンゴサク

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エゾヤマザクラ

今回は、春の花特集です。
マクロレンズでの撮影ではリングストロボをなるべく使用したのですが、正直な感想として、世界が広がりました!
花は形が複雑なため陰影が強くなることがあり、これまでの私の撮影技術では満足のいかない物も多かったのですが、ストロボのお蔭で若干補正できた気がします。

次回は、動物編をお送りします。


弟子屈町 2023年5月4日 

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ウサギ目 ウサギ科 ノウサギ属
エゾユキウサギ(Lepus timidus ainu)の足跡

(弟子屈町 2022年12月29日) 


明けましておめでとうございます。
本年も、蜻蛉の手帳を宜しくお願いします。


卯年なので、北の大地に暮らすエゾユキウサギを撮影できるかと淡い期待を抱いていましたが、学名の『timidus:臆病な』が示す通り、かくれんぼが得意なので姿すら見る事叶わず、足跡でご勘弁下さい。

毎年恒例、その年に撮影したトンボ写真から一年を振り返ろうかと思ったのですが、PCフォルダと本ブログを見返して、冗談抜きでほとんど観察に出ていなかった事実に愕然としました、、、。
仕方がないので、訳あって公開を控えていた写真を見つつ、無理やり振り返る事にします。

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ホンサナエ♀:羽化直後(弟子屈町 6月25日)


観察に出られなかった最大の理由として、7月中旬〜11月上旬までほとんど休み無しで仕事に追われた事が挙げられますが、束の間の休日に限って天気が悪く、気持ちが萎えた事も要因かと感じています。
そんな自分を叱咤激励(?)するつもりで、また自分へのクリスマスプレゼントも兼ねて、Canon純正ストロボのMacro Ring Lite MR-14EXⅡを先日購入してしまいました。これを機にというのも打算的ですが、また新たな角度からトンボと向き合おうと思います。


本年も蜻蛉の手帳をご覧頂いた皆様、どうもありがとうございました。
2023年こそは、少しでも穏やかな年である事を祈ります。

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