蜻蛉の手帳

北海道東部を拠点に、昆虫のトンボを中心とした観察記録・写真を掲載しています。 なお、某有名文房具とは一切関係ございません。

Moiwa
モイワサナエ♀

Karakaneito
カラカネイトトンボ♂

北海道でも30℃近い気温の日が数日出てきました。
本州以南は軒並み35℃前後の所ばかりですが、体が北海道に慣れたためか、もう夏の東京では過ごせないなと日々感じています。

そんな蒸し暑い日差しの下での観察。指すような日差しの中で草上に止まるモイワサナエは、日向での姿が映える一方、カラカネイトトンボはやはり陽が陰った時の涼しげな姿が似合って見えます。


釧路湿原 2022年7月2日 

tokusa
ミズドクサ

気温が上がり、水生植物も盛んに伸びてきました。北海道にマダケは自生していませんが、どことなく京都の嵯峨野の竹林を思わせます。

ezoito
エゾイトトンボ:産卵

yotubosi
ヨツボシトンボ♂

トクサの祖先は、トンボの祖先より古い約4億年前のデボン期から存在しているようですが、約3億年前の石炭紀の地球上では、巨大なトクサの森の上を同じく巨大なメガネウラが飛んでいたのかなと、エゾイトトンボやヨツボシトンボを見ながらふと思いました。
今はトクサ類もトンボも小さいので、さながら石炭紀の縮小版というところでしょうか。


弟子屈町 2022年6月18日

tancyo&ezosika
タンチョウ & エゾシカ

連休中の道東は天気が芳しくなく、シーズン最初のトンボ観察を渋っていました。
夏を思わせる陽気の中、いつも最初に訪れる観察地を目指して車を走らせていると、牧草地で餌を探すタンチョウの後ろをエゾシカの群れが通り過ぎて行きました。
これはなんとも幸先が良い光景です。


otunen1

otunen2
オツネントンボ♂ 

道東でのトンボシーズン開幕を告げるのは、お馴染みのオツネントンボです。
今回はその顔を正面や真上から撮影してみましたが、小さなトンボと言えど、どこかカマキリを思わせる肉食の面構え。
成熟したオスは、複眼背面の青色が良いアクセントになっていますが、春の青空が映り込んでいるかのようです。

otunen3
オツネントンボ:交尾

この観察地は毎年訪れていますが、今のところ外れが無く個体数も多いので、冬場に鈍った撮影感覚や『虫目』を取り戻す良い練習にもなっています。


fuderindou
フデリンドウ

桜前線もついに根室半島へ達したので、道東のトンボシーズン開幕です。



そういえば連休中、NHKの朝ドラ『ちゅらさん』の総集編が再放送していたので見たのですが、私が小学生の時に放送していたという懐かしさ補正もあってか、自分でも信じられないくらい涙腺崩壊してしまいました。
年を重ねると涙脆くなるとはこの事かと思いつつも、王道展開のラブコメ(?)は心が洗われますね。



弟子屈町 2022年5月11日

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フクジュソウ

気がつけば、年始の投稿から3ヶ月ぶりとなってしまいました。
この冬は吹雪が4〜5回ありましたが、その度に自宅の玄関前には高さ1メートルの雪山ができあがり、昨年に比べて雪かきの回数が多かったように感じます。一方で寒さはそこまで厳しくなく、最低気温が−30℃以下になる事が一日も無く『雪は少し多いけど暖かい冬』だったかと思います。

雪解けも進んだので、撮影の腕ならしにフクジュソウと雪の組み合わせを狙って野山をまわって来たのですが、一番写真映えが良かった場所は自宅の玄関前でした。


弟子屈町 2022年4月3日 

Ootorafu
トンボ目 エゾトンボ科 トラフトンボ属 オオトラフトンボ♀:産卵後の休憩
(弟子屈町 2021年7月23日)


明けましておめでとうございます。本年も蜻蛉の手帳を宜しくお願いします。
寅年という事で、満を辞してオオトラフトンボ(大斑蜻蛉)に登場してもらいました。


本家のトラ以外でも、動物の場合は体色に縞や斑点模様があると『虎』や『虎斑』の名が付く事が多いですね。ならば、黒と黄の縞模様のサナエトンボやオニヤンマも相応しい気もしますが、実際にオニヤンマの名前の由来を調べると『鬼の虎柄のふんどしを連想させる』という表記があるくらいです。

虎の名が付くとなんとなく強そうな印象を持ってしまいますが、これも『虎の威を借るなんとやら』でしょうか。 

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