道東に住む友人に誘われて、海浜性の植物を見に行ってきました。

Ezokisuge
 エゾキスゲ

 
 これまでに何度か訪れた海辺に着くと、一面にエゾキスゲが咲き誇っていました。冬の殺風景な時期にしか来たことが無かったので、何とも新鮮な風景です。

Umimidori1
 Umimidori2
 ウミミドリ

 まず教えて貰ったのが、このウミミドリ。教えて貰わない限り、確実に素通りするくらいの小さな花です。サクラソウの仲間という事なのですが、確かによく見れば、小さいながらもサクラソウらしき雰囲気が漂っています。

Akkesisou
 アッケシソウ

 そして、こちらがアッケシソウ。秋口の紅葉した状態が有名ですが、夏場はご覧の通り青々としています。

Ikidaore?
 行き倒れ?


 ちなみに、ウミミドリとアッケシソウの高さは10cmほどなので、撮影時のスタイルはこんな感じでした。友人が撮影しているところを遠目から見て、「これは、行き倒れにしか見えないな」と思いましたが、数分前までは私がこの姿勢でしたし、何よりトンボ撮影の際は大体こんな状態なので、何の問題もありません(謎)

Nogoma
 ノゴマとハマナス

Hamabenkeisou2
ハマベンケイソウ

 特に一押しと教えて貰ったのが、このハマベンケイソウです。名前ぐらいしか聞いた事がなかったのですが、海浜性植物というだけあって、葉が肉厚で独特な雰囲気を醸し出しています。

Hamabenkeisou1

 
 花の形を改めて見ると、某夢の国の作品に登場するプリンセス達が着ているドレス(シンデレラのプリンセスライン的な)の様で、なかなかファンタジーな花です。勧めた理由は違うのかもしれませんが、確かにこれは一押しと言いたくなる花でした。

道東 2019年6月30日