先日の記録で、行き倒れのモデルになった友人と共に、道東の山地へ植物とトンボを見に行って来ました。
イワツツジ
ルリイトトンボ♂
ルリイトトンボ♂
今回の目当てはカオジロトンボだったのですが、残念ながら連日の雨による気温の低下により、流石のカオジロトンボも活動していませんでした。とは言え、生息環境を把握出来ましたし、目的地までの道すがら、友人から山地生の植物を教わる事が出来たのでそれなりの成果を得ました。
また、帰り際に連れて行ってくれた別の水辺で、良いものに巡り会えました。
また、帰り際に連れて行ってくれた別の水辺で、良いものに巡り会えました。
ルリボシヤンマ♀:羽化
ルリボシヤンマ♂:羽化
訪れた時間帯は夕方だったのですが、羽化を終えようとしていたルリボシヤンマを見ることが出来ました。これも、天候の悪さが幸いしたのかもしれません。
羽化していた場所は、岸辺に生えていたトドマツの幼木の茂みで、北海道を代表する針葉樹の一つで羽化していたという点では、これも北海道らしい光景かもしれません。水面から枝先までは距離にして5メートル前後。しかも薄暗い環境だったのですが、見渡せば枝先には幾つもの羽化殻があり、人気の高い場所のようです。
羽化していた場所は、岸辺に生えていたトドマツの幼木の茂みで、北海道を代表する針葉樹の一つで羽化していたという点では、これも北海道らしい光景かもしれません。水面から枝先までは距離にして5メートル前後。しかも薄暗い環境だったのですが、見渡せば枝先には幾つもの羽化殻があり、人気の高い場所のようです。
ルリボシヤンマ♂:羽化
さらに、トドマツ幼木のはるか頭上でも定位していた幼虫を友人が見つけました。観察している内に羽化を始めたので、「是非とも殻から出る瞬間を見てほしい!」と勧め、共に待つこと30分。友人が「ちょっと、ネイチャートイレ(小)に行ってくる」ということで、私が見張りを代わったその数十秒後、写真の通り殻からスルリと抜け出てしまい、決定的瞬間を見逃した当の友人はネイチャートイレに行く気が失せたのでした。
これは、もはやルリボシヤンマがタイミングを狙っていたとしか思えない行動ですね。
意気消沈する友人を、「羽が展開する前のヤンマも中々見られないから」と慰め、この日の観察を終えました。とりあえず、今回の教訓は『トンボの羽化中はトイレに行くな』ですね。
道東 2019年7月15日
これは、もはやルリボシヤンマがタイミングを狙っていたとしか思えない行動ですね。
意気消沈する友人を、「羽が展開する前のヤンマも中々見られないから」と慰め、この日の観察を終えました。とりあえず、今回の教訓は『トンボの羽化中はトイレに行くな』ですね。
道東 2019年7月15日