蜻蛉の手帳

北海道東部を拠点に、昆虫のトンボを中心とした観察記録・写真を掲載しています。 なお、某有名文房具とは一切関係ございません。

2019年11月

Siroharagojyukara
ゴジュウカラ(シロハラゴジュウカラ)

Ezoisotutuzi
エゾイソツツジ

 livedoorブログに乗り換えてから半年経ちましたが、細かい設定を全く調整していなかったので、試験も兼ねて、写真を少しだけ大きく表示できるようにしてみました。若干、見易くなった様な気がします。

 前々回の釧路湿原での観察の折に『今年最後のトンボ観察かもしれない・・・』と口走りましたが、あれから立て続けに雪が2回ほど降ったので、本当にその通りになりました。私の場合、オフシーズンになると『夜寝ている時に、夢の中でトンボを採っていたりする』のですが、他の虫屋さん方もそうだったりするのかな、と思う今日この頃です。

弟子屈町 2019年11月16日 

Snow1
Snow2
ice
 札幌や旭川に続いて、道東にもついに初雪が降りました。橙色のカラマツの落ち葉や枯草の上には、純白の雪が薄らと積もり、夏にトンボ達が飛び交っていた水辺の一角には、磨り硝子の様な氷が張っていました。

Ozirowasi
オジロワシ(幼鳥?)

 寒空を見上げると、立派なオジロワシが悠然と舞っています。雪雲を連れてきた寒気と共に、遥々大陸からやってきたのかもしれません。どうやら、短い秋は既に終わり、もう冬がやって来たようですね。これからの半年間、トンボ達とはしばしお別れです。

弟子屈町 11月9日 

Karamatu
カラマツ

 広葉樹の紅葉はほとんど終わり、今は入れ替わるように橙色に紅葉したカラマツが綺麗です。

 そんな、秋風に舞い散るカラマツを見ながら、ふと「そういえば、道東に来てからこの2年半。釧路湿原の木道を一度も歩いていないじゃないか」と思い立ったわけで、

Kusirositugen
釧路湿原
 
 来年に向けてのロケハンも兼ねて行ってきました。う〜ん、、、時期が時期だけに何も無いですね。正に枯草色の湿原です。

Akiakane
 アキアカネ♂

Mutuakane
ムツアカネ♂

 何も無いと言いつつも、木道には暖かさを名残惜しむトンボがちらほらと日光浴しているので、今年最後のトンボ観察になるかもしれないと思いつつ、しばしトンボたちと戯れました。

Mutuakane2
ムツアカネ♂

 自分の影の都合により逆光での撮影となりましたが、漆黒のムツアカネなら逆光でも何だかしっくりきます。

釧路湿原 2019年11月3日
 

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